|
最近の、輸出主導の景気回復を続けてきた日本経済でも、内需が動意づく兆しが出てきた。まず設備投資として、生産指数が上昇するなか、それを能力指数で割った稼働率が、低水準ながらも上向いてきている。機械受注も製造業中心に増加傾向である。
09年11月の政府のデフレ宣言に加え、冬のボーナスが厳しい状況となり、消費マインドが落ち込んだことから懸念された個人消費は、足元、意外にも堅調である。厳しい環境ながらも消費がそこそこ堅調な背景の第一は、消費者マインドが09年末に大きく落ち込んだ反動と考えられる。
また一つとして、アジアからの観光客による消費増もある。今年のさっぽろ雪まつりの観客数は243万人で過去最高。国内の観光客も増えたが、アジアからの観光客増も大きいとみられる。東京・秋葉原や銀座で買い物をした観光客も多かった。
将来の不透明な点のひとつは、政治動向である。しっかりした裏付けのある成長戦略や財政再建、政策が11年度の予算編成での政府の対応がどうなるか、それに対する市場の反映はどうなるかである。
弊社においては、現在の日本の金融市場における資金調達を支援し、特に銀行の貸し出しが厳しい昨今、エクイティを中心に、経済活動の一躍を担うように努力してまいりたいと思います。
|