定期預金の金利を比較、年利19%。株式会社イールド・トラスト

リスクについて
銀行リスクを考えた場合、アゼルバイジャン国際銀行は国が50.2%を保有する政府系銀行ですから、リスクとしては、国が破綻しない限り銀行破綻は非常に考えづらいと言えるのではないでしょうか。その国自体が現在高度経済成長に入っている国で、失業率も1.4%と他国では考えられないレベルで推移しています。
1. 為替リスク
外貨建ての場合、定期預金開設時よりも満期時が円高になると、日本円に換算して資産は目減りします。急激な円高があった場合、円換算で元本割れを起こす可能性があります。その逆に満期時円安になると、資産が増えることになります。

特に最近の発展途上国や小国にありがちな、その国の通貨建ての外貨預金(ニュージーランドドル、南アフリカランド建て等)だと、世界での流通量が少ないため、どうしても金利以上に為替が変動するリスクがありますが、今回は預金全てが、国際基軸通貨の米ドル建て・ユーロ建てですから外貨預金としては安定的な通貨といえます。

過去10年間の為替米1ドル対円の値動き
過去10年間の為替1ユーロ対円の値動き

2. 信用リスク
ザ・インターナショナル・バンク・オブ・アゼルバイジャンは株式50.2%を国が保有し、国の金融資産の50%以上をこの銀行が預かるという、政府系の国際銀行で、主たる業務は同国の外国為替、貿易金融、政府対外借入等があります。

アゼルバイジャン国際銀行概要
銀行名称
The Open Joint Stock Company
"International Bank of Azerbaijan"
(アゼルバイジャン国際銀行)
通 称 JSC "IBA"
設 立 1992年1月10日
本店所在 67 Nizami street, Baku AZ1005, Azerbaijan Republic
銀行ホームページ http://www.ibar.az/
国際協力銀行とアゼルバイジャン国際銀行との業務協力協定
日本の国際協力銀行はアゼルバイジャン国際銀行と2005年1月9日に業務協力協定を締結しました。本協定は、日本とアゼルバイジャンの貿易拡大、及び日本からアゼルバイジャンへの投資促進、またそれらに伴うアゼルバイジャンの経済開発を支援するため、当行とIBAがプロジェクト及び業務戦略についての情報共有や同国の法規制に係る情報交換を通じて、相互に連携することを目的としています。(JBIC 国際協力銀行HP)

国際協力銀行ホームページのIBA関連情報はこちらから

3. カントリーリスク(アゼルバイジャン共和国の経済情勢)
アゼルバイジャン共和国は、豊富な石油、天然ガスを有する資源立国で、人口850万人(ちなみに大阪府が880万人)、GDP(国内総生産)199億ドル(2006年:EBRD)、このGDP成長率は2005年が26.4%、2006年が34.5%(Economist Intelligence Unit (EIU)より)と世界一の成長率です。

2003〜2006年の過去4年間平均をみても経済成長率は21%で世界一を誇っています
その背景として1990年代半ばからのカスピ海への石油投資で経済は高成長が継続しています。
2006年にはアゼルバイジャン共和国の首都バクーと、トルコのジェイハンを結ぶパイプラインが開通しました。同パイプラインはBPなどの日欧米企業が出資、輸送能力日量100万バレルの原油パイプラインです。今やこのパイプラインはカスピ海沿岸諸国からEU諸国へ供給する原油の大動脈になり、アゼルバイジャン共和国はまさにこのパイプラインの利権を持つ国となりました。

また、アゼルバイジャン共和国の推定原油埋蔵量は200億バレルとも言われ時価約150兆円の資産に相当します。カスピ海沿岸地域の埋蔵量の1/3を占め、これは日量100万バレルで掘り続けて、54年以上採掘できる計算になります。またこの国から出る原油はクオリティが高く、通常の原油より1バレル6〜7ドル高く取引されています。
また、昨年2007年からは豊富に眠る天然ガスの生産も本格的に始まりました。欧米の直接投資と原油高に伴う多額の収入が、国内の経済を急速な勢いで成長させていて、今後もこの資源開発は進み、当面高い経済成長が続くと予想されます。

日本経済新聞紙面

アゼルバイジャン共和国の政治は、2008年10月の大統領選で、この国のイルハム・アリエフ大統領が支持率88%とという、国民から圧倒的な信任を受け再選されました。良好な経済状況を背景に2期目に入る大統領は、欧米諸国やロシアとの外交もバランスをとりながら巧みにこなし、安定した政権運営を行っています。
昨年、韓国はアゼルバイジャン共和国と政府間で経済協力を強化する協定を結びました。また2006年には、アメリカのブッシュ大統領や当時の小泉総理もこの国のイルハム・アリエフ大統領と首脳会談をし両国関係の強化を図っています。

来日したアリエフ大統領と
小泉元首相
平成18年3月10日
(首相官邸HPより)
高村元外務大臣とシャリホフ副首相
平成20年2月25日
(外務省HPより)
また、本年2月末にはアゼルバイジャン共和国のシャリホフ副大統領が第5回日本アゼルバイジャン経済合同会議に出席するため来日し、「ここ5、6年で独立国家共同体(CIS)の国々の中で、人口1人あたりの外国からの投資額がトップになった。わが国は政治、経済上の安定と、最も大事な人間の安全が保障されている。日本企業がバクーでのビジネス展開に興味を持っている。ここ半年で街を走る日本車も増えた。日本の企業と投資家にとって脅威はまったくない」と語りました。 (産経ニュース平成20年3月16日より)

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